脳震とう 直ちに運動中止を提言、日本脳神経外科学会 [その他]
体育の授業中や部活などスポーツ中に頭を強く打ち、
その後重い後遺症が残ったり、容態の悪化で死亡する事故が後を絶たないと、
日本脳神経外科学会からの注意喚起ニュースを目にしました。
日本脳神経外科学会は、脳震とうを起こし気分が悪くなったりした場合、
直ちに運動をやめ病院などで正しい処置や治療を受けてくださいという呼びかけでした。
しかし、今も昔も学校におけるスポーツというものは、
「根性」などの精神論がまかり通る場であり、
今後も上記事例が起こったとしてもその処置が遅れる場合があると思います。
私が学生だった頃は、まさに精神論でのスポーツを推奨している指導者が多く
スポーツ医学などとは全く無縁のものだったことを記憶しています。
まずはウサギ跳びなど、今思えば非常に馬鹿げた事を当たり前の様に指導する生徒に対し行なっていた事が未だ不思議でなりません。
実際、私の友達でも酷い指導から膝などを痛めてしまいその後の進路に影響が出た友人がいます。
日本において根性などは美徳とされていましたが、それは軍国主義の名残であって、悪しき慣習ともいえる事。
こんな事が30年前までまかり通り、
なお現在に至るまでその名残が続いていることに驚きを感じてしまいます。
さらに言ってしまえば指導者側のレベルがあまりにも低い事が言えるでしょう。
指導という物は、何か起こったときの処置が正しく出来る人のことをいい、
素人がスポーツなど身体的に危険を伴うものの指導なんかしてはいけないと思うんですよね。
特に中高大で指導する体育教師については厳しい判断のもと、
スポーツ医学の知識を必須の資格として再教育すべきだと思っています。
大学の教育学部を出れば誰でも教師になれるなんて時代はもう時代遅れに等しく、
人格も出来上がっていない人物に指導を受けなければならない生徒は被害者とも言えると思います。
2014-01-07 11:03
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